2025年9月【特許】特許請求の範囲中に、化合物の分子量に関する数値限定がある特許につき、数値の解釈が争われた裁判事例
2025.9.5受付中
2025年9月の岐阜大学知財セミナーの要綱は以下の通りです。(受講料無料)
◆テーマ:令和6年(ネ)第10026号 特許権侵害行為差止等請求控訴事件
令和7年3月4日判決言渡/知的財産高等裁判所
(原審・大阪地方裁判所 令和4年(ワ)第9521号)
◆内 容:特許請求の範囲中に、化合物の分子量に関する数値限定がある特許につき、数値の解釈が争われた裁判を紹介します。
知財高裁は、特許請求の範囲に記載された整数値について、従来の通説的な「四捨五入」法による解釈を採用せず、その整数値(そのもの)に基づいて属否を判定しました(結果、文言侵害を否定)。
また、当該整数値については臨界的意義を有さず、従って発明の本質的部分ではないものの、当該数値を外れる範囲は意識的に除外されたものとして、均等侵害をも否定しました。
◆日 時:2024年9月19日(金) 午後5時00分~午後6時00分
◆場 所:ZOOMによるリアルタイム遠隔講義
◆講 師:岐阜大学非常勤講師
特許業務法人広江アソシエイツ特許事務所
弁理士 服部素明
◆申込先:参加をご希望される場合、以下のURLにアクセスし、事前登録をお願いします。
https://zoom.us/webinar/register/WN_DVhf1YuMRKeG8jtJcNfJ6A
上記URLから受講登録すると、受講用URLが届きます。
受講時間頃に、受講用URLにアクセスしていただくと視聴することができます。
◆お問合:岐阜大学 産学官連携推進部門
TEL058-293-3183 FAX058-293-3346 E-mail:chizai@gifu-u.ac.jp